メモリア、バレット王のもとを目指すと決意するティトォら3人。ミカゼは強くなりたいと思った。彼はティトォを必至で追いかけるのだった。一方アダラパタは「女神の三十指」の一人、リュシカと連絡をとり、ティトォの待ち伏せを狙っていた。ティトォはリュシカのパン屋に確かに寄っていた。しかし天然娘のリュシカはまるで関心を持っていなかった。リュシカを問い詰めるアダラパタだったが、そこに突然ティトォが訪れるのだった。
リュシカが間違えたパン代を返しに来たティトォ。アダラパタはリュシカを気絶させ、ティトォと対面する。戦闘態勢に入るティトォに、アダラパタもリュシカの魂を操作、彼女をティトォに差し向けた。女相手に攻めあぐねるティトォだが、そこにアクアが関心を示し、自ら一時的に変換して勝負に出ようとするのだった。
リュシカは全開の魔力でアクアを攻撃に出るのだったが、アクアの強大な魔法の前に撃沈。無理な変換のためティトォはふらふらになるが、アダラパタはそこで引くのだった。アダラパタとの会話で、ティトォの敵は「女神」であることが判明する。ティトォはリュシカの身の危険を案じ、彼女を一緒に連れて行くことを決意した。
あまりこの前のことを覚えていないリュシカを半ば強引に連れて行こうとするティトォ。ティトォは「女神」の正体を知っていた。その名はグリ・ムリ・ア。ティトォは女神が人の弱みに付け込み、利用していることをリュシカに説く。分けもわからないリリュシカを、ティトォはなんとか説得させ、一緒にメモリアを目指すこととなった。
ミカゼは珍奇なるものを愛するネクバーパという男に捕獲されていた。ネクバーパのお宝捜しを手伝えばお面をどうにかしてもらえることとなった。その宝の名は五大石。意外にもあっさり五大石を手に入れたミカゼはお面をどうにかしてもらい、スーパーミカゼへと進化を遂げるのだった。一方のその五大石は紆余曲折を経て月丸、太陽丸という女神の三十指の一員の手元にわたるのだった。
ティトォは100年前のこと、女神のことをリュシカに話していた。リュシカはある三十指のことを思い出し、その元へと足を運ぶこととなった。そのころアダラパタは、ジール・ボーイという五本の指の一人に話を持ちかけていた。