アクアは城の五大石で腕の治療を終える。そしてM・Pを完成させて魔法陣優勝にむけて意気込むのだった。一方ミカゼは山で修行の真っ最中。シシメは自らが封印された経緯を話し、ミカゼに奥儀万象の杖を授けることにする。アクア一行は街へ。アクアは行き付けの飴屋で武器の飴を買うのだった。アクアはアロアへの思いを胸に、魔法陣優勝を誓う。
ライトは斬り裂き魔事件に関心を示し、カミッツを取り調べようとする。そしてカミッツを尾行するが、サンもまた城に出入りしていたカミッツを疑い尾行していた。サンはカミッツを斬り裂き魔ではないかと疑い話し合いに持ち込もうとする。カミッツは剣仙十二客が次々と殺されたことを明かし、生き残ったもうひとりの剣仙を追ってメモリアまで来たという。そしてメモリア城の中にその剣仙を見つけたのだった。
数日前も斬り裂き魔が街で人を殺していた。斬り裂き魔は試し斬りをしているのだった。一方グリンは魔法陣に出るべく護衛陣と修行に励んでいた。シュダンはグリンの身を案じバレットに相談するが、バレットは国を守るためにもグリンを強くしてやってくれと頼む。その頃カミッツはサンとライトに残る剣仙はシュダンであると告げる。剣仙殺害犯はシュダンを追ってメモリアに来て、斬り裂き魔として人々を襲っているという。彼らは共に城に向かうことにする。その途中、斬り裂き魔の被害にあった人の妹のもとを訪れ、そして城に着きカミッツは誓う。その子のためだけにこれから剣を振ることを。
月丸太陽丸は街でのんびりとし、アダラパタの下に向かった。太陽丸はアダラパタに魔法陣出場の是非を問うが断られる。アダラパタはヨマで魔法陣優勝を企んでいる。そのヨマは夜に極度に怯えているのだった。一方アクアは城でM・Pの試運転を試みていた。TAPは、身近な人々のことを思い、ただ共に生きることを望んで、魂をひとつにする。シュダンはバレットに斬り裂き魔について考えていた。とそこに莫大なエネルギー反応が起き、ついにTAPがM・P状態になる。その力を感じてアダラパタは急遽太陽丸の魔法陣出場を許可するのだった。
長き修行を経てグリンは護衛陣を易々退けられるまでに成長していた。バレットもティトォ来訪から若返り、魔法の封印を解くことがあるかもしれないと感じていた。下町ではハイロゥが魔法陣参加者をふるいにかけていた。そこにリゼルが現れ、すぐさま出場を許可されるのだった。一方ウォーブール国では囚人のイドの下に魔法陣参加のお呼びがかかり、イドは条件付で魔法陣へ参加することになった。
バレット一行は魔法陣開催の儀に赴こうとしていた。そこにゴビ国代表ヒルドゥマーロが挨拶に寄る。ジール・ボーイもまたブランクの復活に意気込んでいた。リュシカはパン修行に合格し、パン神への思いを募らせる。カミッツもシュダンから魔剣を授かり魔法陣に参加することとなる。グリンは母親の墓に寄り、魔法陣に向け出発するのだった。三十指の面々も魔法陣に出ることになる。会場にはシャルロックの姿もあった。そして、ミカゼは魔法陣に向け、修行を終えようとしていた。ついに魔法陣の対戦カードが明らかになる。
バレットの儀により魔法陣が開催される。ヒルドゥマーロの下には早速エイキが襲い掛かった。ヒルドゥマーロも反撃の構えを見せる。一方城にはアクアが帰ってきた。アクアはミカゼが勝てるわけないと思っているのだった。が、アクアは信じていた。ミカゼは自分たちを送り返すまで死ぬはずはないと。ヒルドゥマーロはエイキの攻撃に虫の息だった。とそこにミカゼが助けに入る。そしてミカゼとエイキの戦いが始まるのだった。