50年ほど前、バレットは不老不死の者のことを知り、会いたいと願った。が、城の者がティトォを罪人のように扱ったことに激怒し、ティトォに謝り、もう一度ちゃんとした話し合いをすることになる。ティトォらに全面的に協力し、一緒に調べ物をしたり、魔法の構築に当たったりした。メルルシアの出産に際し、ティトォが魔法を完成させ、グリンとメルルシアを守ったこともあった。別れのとき、バレットはティトォと約束し、強くなるまでは国に入れないといった。グリンには何よりも友を大事にせよと教育してきた。今ではボケこそ進行しているが、日課の稽古を欠かすことはなかった。バレットはある日グリンの目覚めを知り、ティトォらが御前試合をしている会場に現れる。バレットはシュダンから武器を取ると、全力でティトォをぶちのめしたのだった。そして約束どおりにティトォが立ち上がると、バレットは優しくティトォを城に迎え入れるのだった。グリンとも再会し、その後はグリンらを連れてメルルシアの墓参りに行ったり、ティトォとMPの研究を続けたり、魔法大会をティトォに勧め、それを観戦したりしていた。バレットはティトォにグリンの禁断魔法について明かし、自分の亡き後もグリンを守ってやるよう頼むのだった。あるとき城との関係の深いライトが来訪し、話し合いに応じるが、そのときヨマ一行の一方が入る。ティトォが応戦に出て、続くヨマの襲来にプリセラが向かったときはミカゼらとともに戦いを見守っていた。そしてミカゼらにプリセラの子どもについて教えてやる。アクアがヨマを一蹴し、翌日アダラパタ一行が城に詫びに来たときには、追い返そうと跳ね除けたが、街の人々の安全をちらつかされてやむなくメモリア魔法陣の開催を宣言するのだった。バレットは次の世代を担うグリンを強くしてくれとシュダンらに一任する。また、ライトらから斬り裂き魔について知らせを受け、捜査を始めるのだった。バレット自身、再び魔法を使う機会があるかもしれないとにらんで修行をし若返っていた。そしてバレットはいよいよ魔法陣の発動儀式に取り掛かるのだった。エイキの死を目の当たりにしたバレットは、この悲劇を終わらせることを固く誓う。また、魔法陣の最中に、世界の人々にTAPとデュデュマの真実について語ることになる。